前回に続き関西の旅です。
翌12月18日は吹田総合車両所の見学ツアーがありますが、これは午後の開催。それまでは京都鉄道博物館へ行くことにしました。
開館時間までは花園駅で嵯峨野線の電車を撮影。前パンタを上げた223系が来ました。
同じく前パンタを上げた221系。
きのさき・まいづる8号の287系。
後ろ4両のきのさきの屋根には雪が積もっています。豊岡方面は雪だったのでしょうかね。
京都鉄道博物館へ。
入場後、直ぐのプロムナードの展示車両群。
電車が好きな私としてはこの中では80系へ…3枚窓の初期型です。
客室はボックスシートが並びます。今となっては窮屈なシートピッチですね。
80系はクハ86とモハ80が展示されています。モハ80 001には広島車両所での修復を示す銘板が取り付けられていました。
このエリアはホームに停まっている列車をイメージしているようで、床下を眺めることはできません。
鉄道博物館に行くと大抵いるのが0系。JR各社で保存されているので恵まれた車両と言えます。
オレンジ色の103系がいました。かつて大阪環状線を走っていたクハ103-1。
クハ103は客室にも入れます。
おまけ
大阪環状線で現役だった頃のクハ103-1。その後、阪和線へ転じ廃車、博物館入りに際して大阪環状線時代の姿に戻されました。
トワイライトプラザの車両群。文字通りトワイライトエクスプレスの機関車と客車が展示されています。
屋根付きの場所に展示されているので綺麗な塗装状態を維持しています。
本館内へ…
クハネ581とクハ489。
Type Eva-02になった500系。
前パンタの101系。本物かと思いきやモックアップなのだとか。
一段高い場所に展示されているDD51。ピットのような通路が設けられており、床下を見ることができます。ディーゼルエンジンで動く車両ならではの推進軸などをじっくり観察…
EF66もDD51と同じく床下を覗けます。こちらはまぁ、見慣れた感があるので割愛。
国鉄~JR系の博物館としては異色な第三軌条と集電靴の展示品。大阪にあった交通科学博物館時代から引き継いだ品物でしょうか。他にも私鉄のFS系の台車も置いてあったりしました。
車両工場と称するエリアではJR四国のキハ185系が展示されていました。ここは営業線と繋がっているので期間を区切って展示車両をとっかえひっかえすることができます。様々な車両や現役の車両が展示される訳なのでリピーター確保の一助になっているはず。
本館2階は駅務機器や信通系の機器が展示されています。駅務機器の一角には切符も展示されおり、なんとSuicaもいました。
奈良線京都~木津間の連動制御盤。複線化が進捗する同線ですが、これは単線時代のもの。
屋上では在線モニタ画面。眼下をJR京都線が通っているので両者を見比べるのも乙なり。
…この在線モニタ、IEで描画しているようですが問題ないのでしょうかね?
旧二条駅舎より退館。思いの外時間を要してしまい、梅小路機関車庫はロクに見ずに終わってしまったのが心残りですが、再訪する理由ができたと前向きに捉えましょ。
続く
撮影日:2022年12月18日