葛飾区を通る国道6号の金町広小路交差点にはちょっと珍しい歩道橋があります。
頭上には国道6号の高架橋が通っており、件の歩道橋はその高架橋の荷重を受ける梁を利用しています。
踊り場から見た梁部分。歩道橋はこの梁の中を通ります。
入口へ。。
梁区間はこんな感じ。無骨な雰囲気を期待していたのですが、中は意外と小綺麗。幅員の狭い地下鉄駅のコンコースのような仕上げです。
歩道橋の名称は金町小前歩道橋というそうな。通路部を監視するカメラが物々しいが、窓のなく、外から目につきにくい場所であるが故のことか。
梁区間を抜けました。このように国道6号の高架橋部のみトンネル状になっております。
反対側の歩道から。歩道橋が梁を通り抜けていることが分かります。
あまりこの様な構造の歩道橋は珍しいかと。
なお、国交省の「横断歩道橋個別施設計画」によると、この歩道橋の架橋時期は1993年とのこと。どうりで梁区間の仕上がりが平成っぽい雰囲気だった訳だ。
撮影日:2021年7月18日
(参考)
国道6号の現道と旧道が分かれる金町広小路交差点に金町小前歩道橋があります。