α7CにIndustar-61 L/Z 50mm f2.8を付けて西日暮里から王子へ向けてまち歩き。
京浜東北線と宇都宮線の間にある路地を進むと、田端操車場を跨ぎます。これから歩く辺りは京浜東北線とと宇都宮線、田端運転所や尾久車両センターに囲まれたエリア。街なかにちょっとした鉄分を見つける思惑もあります。
宇都宮線と並行して掛かる橋。1950年頃には既に完成していたようです。
線路を跨いだら地平へと続く道路。この地平へ下りる築堤も1950年頃から存在しているようです。
築堤区間のガードレールは支柱が角柱のタイプでした。おそらく角柱は古い規格ではないかと思われます。
線路から離れて住宅地で見つけたあじさい。
小さな神社もありました。
公園に輪軸が。
東田端公園のモニュメントとして設置されている輪軸。案内板によると、輪軸の出自は京浜東北線、東北本線の旧車両と記されております。
モニュメントが平成18年3月に竣工でその当時の京浜東北線、東北本線の旧車両ということは、103系、115系だろうか。手持ちの2005(平成17)年度の廃車を見ると、115系は小山区で発生しておりまさに東北本線の旧車両、103系は京葉区等で発生しており、出物はあったように思われます。ただ、「京浜東北線の旧車両」については、竣工のはるか前である1998年に103系の運行が終了しており、案内看板そのものズバリではないものの、京浜東北線の旧車両と同形式である他路線の103系の輪軸を置いたとも解釈できますが…輪軸の雰囲気から、ギヤが付いていない且つブレーキディスクも付いていない輪軸のように見受けられ、これに該当するのは103系のT軸になりますが、果たして?
別の場所には入換信号機のモニュメントが。
尾久車両センターからの出物でしょうか。
ベンチにはレールが用いられておりました。
当初の目論見でもあった街なかの鉄分を見つけられて満足しました。
入換信号機のモニュメントの至近にある踏切から尾久車両センターを撮影。構内が広がる始端部に当たる場所でした。
車庫ではDE10やキヤE195系が留置されていました。
そして、この界隈は軌道系の協力会社が軒を並べております。
住宅地をめぐり、
小さな駅を見つけ、
踏切から尾久車両センターを撮影。留置線が徐々に収束する場所でもあります。
更に北上すると都電荒川線の線路に出ました。
王子駅に到着。
撮影日:2021年5月29日
今回のコース。約4.6km、2時間弱のまち歩きでした。