茨城県の鹿島臨海工業地帯にある神之池(ごうのいけ)。案内看板によると現在の池は埋め立てによって7分1の大きさになったとのこと。
池の中央部には「ふれあい橋」なる浮橋が架かっております。
画像右手は池を埋め立てて造成された工業地帯、左手は市街地が広がっておりますが、緑地に囲まれており意外と静かな環境。そして表題の鉄塔は画像奥にあります。
遊歩道を歩くと水面に建つ鉄塔が見えてきました。
神之池の鉄塔。用地の都合かと思われますが、水上に鉄塔が4本並ぶ姿はなかなか珍しいかと。そして、うち2本は送電線が無いので休止状態となっている点も特筆されます。
4本足の鉄塔の足元には更に4本の丸柱で支えられており、それぞれの鉄塔間を伝う通路も設けられていることが分かります。
視線を変えると実は陸地にも鉄塔が2本あります。ひょっとしたら、送電線の改修によって陸地側に鉄塔を建てたことを機に神之池側の鉄塔の使用を休止したのかもしれません。
撮影日:2020年6月27日