鬼怒川温泉駅から「大樹」に乗車。
当時、都民はGoTo対象外な時期でしたが、車内は満員。連休、近場で手軽に…でSLがウケたのでしょうかね。
大樹は下今市到着後、側線へ転線。C11と客車が切り離されました。
その模様を駅構内の転車台広場から撮影。
C11は転車台へ入線…
向きを変えて…
機関区へ。
走る度に入換して機関区で状態を確認を繰り返しており、やはり手間が掛かっているなぁと。各所から集めた設備もさることながら機関士に添乗員、合図者、点検員と掛かる人工の多さがちょっと気になりました。
大樹に合わせて古めかしい姿となった下今市の駅舎。
木製のベンチがシブいものの、まだまだ綺麗。定期的な手入れや塗り直しを経て風合いが出てくる時を期待しましょう。
駅構内の看板類も国鉄を意識したフォント。駅名標も国鉄調ながら駅ナンバリングや多言語表記と内容はしっかり今風。
ホームから見た下今市機関区。
点検を終えたC11は再び組成され、大樹として鬼怒川温泉へ向けて発車。やはり車内は満員のように見受けられました。
大樹の後は「きりふり」に乗るべく東武日光へ。下今市から乗車でも良かったのですが、どうせなら始発から終点まで乗ってみたくなるもの。
わざわざ制御器直上の座席を選択、車内に響くモータ音、真下からは期待通りカムの音を聞きつつ浅草へ。
浅草では渡り板を伝って降車。きりふりは回送列車となり早々に浅草を発車しました。
と、いうことで9月18日から20日にかけて長野で長野電鉄L2編成のさよならイベント、新潟を経由して未乗の磐越西線を制覇し日光、鬼怒川でSL大樹、最後はまもなく廃車になるであろう350系のきりふりで帰る行程の旅でした。