
男鹿線の終点、男鹿駅から船川港へ貨物線が伸びておりました。



「道の駅 おが」の裏手には貨物線の線路が20mほど残っております。


また、道の駅の一角には、移設された船入踏切がモニュメントとして展示されております。

レールは展示用に敷設されたもので、廃線とは関係なし。
入換信号機の建植方向もレール方向とは合ってません。

入換信号機には進路表示機も付属しておりました。

道の駅内の用水路部分にも線路が。これは貨物線由来のもと見て良さそう。
しかも入換信号機も建植されております。


距離にして僅か数mの線路。トングレールがちょっとだけ残っております。

単線分のバラストが残っております。全盛期には側溝の右側部分に数本の線路が敷設されていたようです。

船川港方向を撮影。藪に覆われております。


船川港を目指す廃線。
やはり、単線分のバラストが残っておりますが、敷地幅から線路3本〜4本分敷設されていたことが分かります。

船川港内の踏切跡。アスファルトとコンクリート舗装が踏切の名残。

この先は港湾施設のため、立入禁止。
国鉄の敷地境界を示す工点(境界標)がここに線路が存在したことを静かに主張しておりました。
…よく見る工点は、頭が赤く塗られておりますが、黄色はどういう意味なのでしょうかね?