オールドレンズたち

このレンズを買ったのがきっかけで始まったオールドレンズ蒐集。実はこの時のヤシノンレンズは絞り連動ピンがマウントアダプタと干渉し上手いこと撮影できないので稼働率は早くも低め。ピンを短くすれば良いのでしょうが、レンズを加工するだけのウデもないし…


シノン以降、気付いたら増えていた我が家のオールドレンズたち。彼らは問題なく撮影できるレンズたちです。

【SMC TAKUMAR 55mm F1.8】

まずは標準的な画角で旭光学工業のタクマーを2本目に購入。ピントが合わせやすい素直なレンズです。製番から見ると、最後期のタイプみたい。


「LENS MADE IN JAPAN」の刻印。

【PENTACON auto 29mm F2.8】

3本目は広角が良いと考え、ペンタコン人民公社の29mmを購入。


「German Democratic Republic」の刻印。東ドイツ製レンズなり。

【INDUSTAR-61 L/Z 50mm F2.8】
【Mir-1b 37mm F2.8】

4本目と5本目はほぼ同時に購入。両者同じケースに入っています。この2本はソビエト国内で作られたレンズ。


違いは底面の刻印。製造会社のマークが入っています。ちなみに、左はMir-1b 37mm F2.8で「VOMZ(ボログダ光学機械工場)」、右はINDUSTAR-61 L/Z 50mm F2.8で「LZOS(ルトカリノ光学硝子工場)」を表しています。


底面はリアキャップを兼ねています。


レンズには「МИР-1В」と刻印。МИРは「ミール」と読み、平和を意味する言葉とのこと。製番は89…から始まる番号なので、1989年製。ソビエト連邦が崩壊する直前の頃。日本でいうと平成元年。平成というと最近のような感じもしますが、もう30年前ですか…


ピント調整リングは波型で独特な形。操作も癖があって撮りづらい。焦点距離も70cmからなので、寄れない。寄れないに関してはヘリコイド付きマウントアダプタにすることで解決しましたが、操作だけは慣れない。でも写りは意外と良い。そんなレンズです。


レンズには「ИНДУСТАР-61 П/З」と刻印。もう異国感ハンパない。ИНДУСТАРでインダスターと読むそうな。このレンズも1989年製でした。


このレンズの特徴はF値5.6〜8の時に絞り羽が六芒星の形になること。こちらはF5.6の時。


F8の時。


さらにF値を絞ると真円になります。
F値の調整は絞りリングを回すとカチッとしたクリック感がありますが、このレンズはそれがなく、滑らかに動きます。


「MADE IN USSR」の刻印。



このレンズには取扱説明書?っぽいものが同封されていました。読めないけど、手書きの文字とかかすれたスタンプに異国情緒を感じます。ちなみに、「CCCP」マークはソビエト国内の優れた製品に対して掲出できるマークだそうな。


こうして1月末からオールドレンズを買い集めて5本体制となりました。東側諸国のレンズが多いのは、写りが良い割に比較的安価に入手できるから。教科書通りに各画角のレンズを集めた感がありますが、あとは撮って楽しめればいいかなと思っております。