三重の私鉄 〜その2〜

前日に四日市から桑名へ移動して宿泊、
この日は桑名から始まります。


名駅付近に存在する踏切。
踏切の向こうに踏切が存在するのが面白いのですが、
ここは3種の軌間を跨ぐ踏切でもあります。

手前から三岐鉄道北勢線(762mm)、JR関西線(1067mm)、近鉄名古屋線(1435mm)です。


踏切から見た桑名駅
名駅はJR、近鉄三岐鉄道養老鉄道の4路線が乗り入れるターミナル駅です。
ただし、三岐鉄道養老鉄道は元々は近鉄の路線で、いずれも2000年代に近鉄が旅客減少による赤字の為、廃線の意向を示しましたが、廃線を避けるため自治体の補助を行い受け皿となる別会社に運営を引き継いだ経緯があります。
四日市あすなろう鉄道も事情は同様です。



名駅から少し離れた場所に西桑名駅があります。
三岐鉄道北勢線の駅です。


待っていたのは小さい黄色い電車。

北勢線に乗って楚原駅へ。



ねじり橋とめがね橋に行ってみました。


用水路を北勢線が跨ぐアーチ型の橋がねじり橋。


橋を建設した人の名が刻まれた銘板と土木遺産の銘板。
この橋は大正4年に建設されたようです。
北勢線は意外と歴史ある路線ですね。


コンクリートブロックを捻るように積んでいます。
この工法を「ねじりまんぽ」というそうな。


しばらくすると黄色い電車が来ました。
小さくて不揃いな電車がトコトコ走る姿が実にいい。


続いてめがね橋。
3連のアーチ橋でやはり、コンクリートブロックを積んでいます。
ただし、ねじり橋のような捻りは加えられていません。


今度は緑とクリームのツートンカラーの電車が来ました。
これは近鉄以前の三重交通時代の塗装を再現した車両です。
よく見ると、右側の3両は連接台車なのですね。
その右側3両は三重交通時代に4400形(->200系)として製造された車両。
パンタ付きの車両は近鉄が製造した車両(270系)で、動力車両です。
200系は電装解除されてT車3連接の形体になり、270系に牽引されています。

ナローゲージの路線はその特殊性から他にはない個性的な車両がいて面白いですね。